10.09.2009

土煙のグラウンドと、囁き














「ヨウイ!…」
”どくん どくん どくん”
「バン!」
発砲音の瞬間 グラウンドを蹴る












しっかり縛って 6人7脚
早くても 遅くても 躓いても
みんなが同じ歓声をあげるよね

大好きだった、体育祭の緊張感。
今もう一度、我子の舞台でカメラ片手に高揚する。
その昔必死に走っていた、若き日の私。
単独で走ってテープを切る、一番がスキだったっけ。
気づけば今、家族5人6脚で走り続けているんだなぁ。
もっともっと、家族と笑おうと思った。
もっともっと、家族で力を合わせようと思った。
土煙の魔法・・・沢山の幸せを噛み締めた、グラウンドの一日。




この学校の生徒達へ
いつも最高の笑顔と言葉をありがとう。
いつか君達が、幸せな二人三脚を始められますように。