先週末、水害復旧のお手伝いをしながら、
「今日はこれから海へ…」と言う方が。
”そっか、、、お盆なんだっけ…?”
側に居る娘たちの顔を見れば、
みんな一緒に水害の泥だらけ。(笑)
今年の夏休みは、今週で終わりです。
(豚インフルの流行で休校した、授業日数の補填)
思い立ったが翌日!
お手伝いには申し訳の立たない休みを貰い、
恒例の瀬戸内海→日本海ドライブへ行ってきました。
海は早めに上がり、
小学生の時に感銘を受けたあの、植村直己さんの冒険館へ。
1984年の誕生日、マッキンリー山頂で消息を絶った時には、
私もテレビの前で、安否を祈りました。
「植村直己冒険館」
展示された道具は旅のロジック通りに丁寧に並べられ、
ある日、彼がひょこんと戻る事を信じているようでした。
あれから25年。
ここは、”彼を待つ場所”なのだ。
彼を語る全ての言葉に、共通すること。
それは彼の偉業というよりも、その人柄であったそうです。
「…街で見るような、そんな見せ掛けの親切じゃないんですよ。
自らが窮地に立ちながらも、常に他人を想う。本物なんですよ。」
大自然の前で、人間は無意味なほど、無力で小さい。
感謝と謙虚さを教わり、
今日もまた、佐用の復旧作業に行ってまいります。
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今もメンテナンスを怠らない「植村スペシャルNikon F2」 |