4.24.2009

人の心の、エネルギー保存の法則


私はあの世に行ったら、アインシュタインと話さなくてはならない。
あのね、”エネルギーは消失はせず、形が変化しても保存される”
というおじいちゃんの理論は、もうちょっと進化したのよ。
だって、
誰かが笑うと、みんなが笑っちゃうでしょ?
誰かが怒鳴っていると、周りも腹が立ってくる。
誰かがヒートすると、みんなもヒートしてきちゃう。
時差があるときも、あるけどね。
縁を大切にしていると、
大切な気持ちが廻り回り伝わって~、、、
今度は又誰かが、素敵な人達を呼んでくれるの。
誰かを悪く言うとね、
偏見の気持ちが廻り回って~、、、
違う場所で違う人が、知らないところで私を誤解してる。
…いつかどこかで、
自分に還ってくる(保存されている)ということだよね。

生前の祖母が、言ったの。
「“してあげる”のはよくないよ “させて戴く”んだよ」
そう話す祖母の手は、
“あげる”と言う時は手のひらをそっと外へ向け、
“戴く”と言う時は、両手を胸の前でぎゅっと掴んだっけ。
「…何を戴くの?」
「それはね、功徳だよ。
 目に見えない、お前の幸せだよ」

因みに、エネルギー保存の法則は
“無から有は決して生まれない”という理論でもある。
でも祖母の語りは、無から有を生むようだった。
優しい気持ち、あったかい気持ち、愛する気持ち。
元気、勇気、強気、弱気、負けん気。
みんな、「気」って漢字が付くなぁ。
「気」って、なに?
辞書、辞書、辞書…。え~っと、「気」は、「こころ」。

そうか!この世には
無から生まれる気(こころ)のエネルギーがあるんだ!

大発見だ~!
Hm......いやこれは、祖母がくれた「気」のエネルギー保存かな。
ね?アインシュタインおじいちゃん、これが私の理論打よ。

“人の心の、エネルギー保存の法則”
エネルギー保存の法則は、人間に適用する場合、定義は拡張される。

・・・ どうかしら?(えっへん)
    
--------人間も、宇宙のアミノ酸の奇跡。
アインシュタインおじいちゃんも、
きっと大笑いして聞いてくれるだろう。
「あほな孫を持ったなぁ」と祖母と笑ったら、
私は”あっかんべー”をするんだから。

4.20.2009

冬羽から夏羽へと



故郷のベイエリア
今を過ごす小さな岬
私の青春は、ユリカモメと共にあるみたい 

薫風に 一番乗りの夏羽とであった
今年も 私の新たなページが翻る


4.10.2009

こころの筋肉


”お前は勝手なことばをつくるなぁ”
そんな事を言われながら、ン十年。
”…そうかなぁ、とっても自然なことばなのに”
そんな事を思いながら、ン十年。
おかげで最近はterre語録も完成しそう。

中高大の一貫教育をする学校の入学式での、祝辞。
ズラリ来賓に教授が並ぶ会場で、
不心得にもterre語録を話そうと考えた。

”こころの筋肉”

なんじゃそりゃ。(笑)
こんな言葉を聞いて、人は何を考える。
「…変なの!」
「ンなもの、あるわけないじゃない。」
「へぇ、何それ何それ?!」
これが、何かに出会った時の、”こころの筋力”の個人差。
どきどきわくわく膨らんだり、
がんばるぞ~と、ぎゅっと力が入ったり。

これが、”こころの筋肉”

難関突破してきた、新入生のこどもたちへ。
偉い人になるだけじゃ、だめなの。
本物の立派な人になるには、こころの筋肉マンじゃないとね。
この筋肉をたくさん鍛え、ゆっくり育て、豊かに育て。
「こころのメタボ」は、年齢に関係ないぞ。


4.06.2009

賀茂神社 小五月祭


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しるや しるしの棹たてて 
豊年月の行く末を
はかるも棹の歌
うたいて いざや遊ばん
こことてや こことてや
室山かげの神かつら
賀茂の 宮居は 幾久し
/「棹の歌」



笙の笛、ひちりき、しの笛
「棹の歌」、「ゆひゃら」は
平安の音を今に忠実に伝える
声か風か鼻歌か、
どれとも言い難い
ただ誰もが初めて耳にした時から、
それが古から聞こえる音と、日本人ならわかるだろう


シャラン、シャラン、とTerremd2x_0289_2
揺るる姫君の冠飾り
やわらかな唄と堤の音が
村に響く
これ程にしめやかというに、
その奥ゆかしさ故の、華も舞う
和の国最初の遊女「友君」の
行く末をを願う、棹の唄

静かなれど、弱き音なく
時代を超ゆる まっとうな命よ
偲ぶれど
果て切ない和の音に
今昔目を閉じる


彼女は今も、
この岬の海を見渡す場所に眠っている

(今年も娘達が参加しました)

4.03.2009

ゆめはこれから




















「将来の夢は何ですか」という問いに、
「公務員」と答える子供が多いと聞いた。
そうかぁ゛~なるほどなぁ゛~(笑)

現在学生である子供達と、よく夢の話をする。
まだまだ、明快な職業の夢じゃなくてもいい。
ただなぁ~この世に生まれた以上、
きっとひとりひとつは、なすべきことがあるんだろうと思う。
きっとひとりひとつは、生かすべき才能があるんだろうと思う。

「ゆめは大きく、まっすぐ抱き続けなさい!
 お母さんを見よ、ゆめで胸がいっぱいよ~。」
(両手をあごの下でグーにして、目をうるるるる)

そう、
学校で基礎を学び、社会で本物を学び、結婚をし、
若かりし日よりはもう少し、違う景色も見えてきた。(かな?)
 
そして若かりし日にはなかった、強い支えは"家族"
家庭を持ち、子育てをし始めて、
私自身も、育んでもらっていることに気づいた。
 
ゆめはこれから。