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薄明かりを反射する花瓶 |
我が家は3階建てで、2階から3階は吹き抜け。
私と主人の寝室は、3階。
この季節は、鳥達の騒ぎで目が覚める。
ところが今朝は、まだ暗くて静か。
”雨かな。。。”
ん?ダーリンが居ない。
扉が僅かに開いている。
その向こうで、
吹き抜けの手すりに掴まり、
ゆら~り、ゆら~りと、上体を揺らしているダーリン。
”…怖っ”
暫くして、主人が寝室に戻った。
「どうしたの?」 (固まったまま)
「(小声) いや、玄関のドアが閉まる音が気がして…。」
”娘が危ない!”
娘の部屋は1階だ。私は跳ね起きると同時に、ジーンズを掴む。
「カチャッ!」
ジーンズのベルトの音に、主人は慌てた。
「(小声)しっ、静かに~!」
「何言ってんの!」(閉めてどうすんだ!)
私は目を吊り上げ、居間のある2階に降りる。
周りを確認、1階に降りる。
鍵は!? かかってる!
娘は?! よかった、寝てる!
”ふぅ……大丈夫”
「大丈夫かぁ?」 声に振り向くと、ダーリン。
「うん。」 (何故私の後ろに居るんだ!)
最近この周辺に、不審者が頻繁に出る。
独身時代にもこんな事が多かったな。
ストーカーで警察沙汰6回、その度に木刀は駄目だと警察に怒られた。
じゃぁ誰が私を守ってくれるのよ!と、毎回口論した。
”買いなおすかな、木刀。”
今朝の不審者は、様子を探る”ゆら~り主人”だったかも。(笑)