10.27.2009
私にとってのHIROSHIMA
あれから、二十数年の時が経っていました。
私は今、この慰霊碑の前に立っている。
秋空の下。
十代の私は、慰霊碑のずっと後方の、左の階段の隅に居ました。
その時の私は、全国の学生の手による某コンクールで、
関東・北関東甲信越の実行委員長をしていました。
でも自分の無能さや至らなさに打ちのめされ、
毎日が駄目押しの涙。
そのさなか、修学旅行で行ったのが原爆被災者の慰霊碑でした。
その前で、考え込んでいました。
”こんな私が、平和のために何が出来るの・・・”
”そうか、そうなんだ。コンクールを成功させよう!”
コンクールの趣旨は、「正論」ではなく「こころ」。
だから、原稿を読むだけでは本当の成功とはいえないのです。
関わるスタッフは100人以上。参加者は300人以上。
…どうか、
多くの仲間がこのコンクールでこころをひとつできますように。
そうしていつか、
一人一人がこの経験を以って優しい社会を作っていけますように。
そして”もう一度、必ずここに来ます”と誓ってから、二十数年。
コンクールで号泣し抱き合った仲間達も、私も、
もうすっかり大人になってしまった。
”ただ今。遅くなりました”
そう言った私の横には、夫と子供達が居ました。
ヨットレース SPring8 Cupだ!
フォワーン!
”どくん・・・”
柔らかな音
それでいて広々とした海に
高々とした空に
響くスタートの音 鼓動が最高潮になる
柔らかな音
それでいて広々とした海に
高々とした空に
響くスタートの音 鼓動が最高潮になる
構えるカメラに、真っ直ぐで本気の素顔
そして大きく手を振る、揚々とした笑顔 私は大好き
海と 風と そして人が
ヨットに乗るのも 撮るのも
たまらなく大好き
丘で暮らす自分の我を
そして大きく手を振る、揚々とした笑顔 私は大好き
海と 風と そして人が
ヨットに乗るのも 撮るのも
たまらなく大好き
丘で暮らす自分の我を
振り払ってくれる
Place:
日本, 国道250号線
10.22.2009
オリオン座流星群
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何とか写ったオリオン座。星座の線を引いてみました。 |
流星は弧を描いて輝き、
その跡に、薄らとした雲のような「痕」を残す。
それはまるで、オリオンのほほに残る涙の跡。
その跡に、薄らとした雲のような「痕」を残す。
それはまるで、オリオンのほほに残る涙の跡。
十代の頃から、よくちゃりんこを飛ばして晴海埠頭(東京)に行った。
海をまたいで柵を越え、膝小僧を抱えて見る星空が、大好きだった。
その頃の埠頭はまだ暗い倉庫街で、湾にレインボーブリッジも無い。
だから東京でありながら、南には絶景の星空が広がっていたのだ。
海をまたいで柵を越え、膝小僧を抱えて見る星空が、大好きだった。
その頃の埠頭はまだ暗い倉庫街で、湾にレインボーブリッジも無い。
だから東京でありながら、南には絶景の星空が広がっていたのだ。
私は牡牛座。
牡牛座の中でも特に好きな昴を見つける為、覚えたのがオリオン座。
牡牛座の中でも特に好きな昴を見つける為、覚えたのがオリオン座。
ここは瀬戸内海の岬。秋の夜長の午前3時、晴天、無風。
細い上弦の月も夕方沈んで、月も無い。
放射冷却の心配も無い今は、
夏のしし座流星群の夜より、暖かくさえ感じた。
1時間程で流星を20個数えた。
細い上弦の月も夕方沈んで、月も無い。
放射冷却の心配も無い今は、
夏のしし座流星群の夜より、暖かくさえ感じた。
1時間程で流星を20個数えた。
ダーリンは又、アメリカの大学から誘いを受けたそうだ。
ま、いっか…この宇宙の光は、何処にでも届くから。
ま、いっか…この宇宙の光は、何処にでも届くから。
10.09.2009
土煙のグラウンドと、囁き
「ヨウイ!…」
”どくん どくん どくん”
「バン!」
発砲音の瞬間 グラウンドを蹴る
しっかり縛って 6人7脚
早くても 遅くても 躓いても
みんなが同じ歓声をあげるよね
大好きだった、体育祭の緊張感。
今もう一度、我子の舞台でカメラ片手に高揚する。
その昔必死に走っていた、若き日の私。
単独で走ってテープを切る、一番がスキだったっけ。
気づけば今、家族5人6脚で走り続けているんだなぁ。
もっともっと、家族と笑おうと思った。
もっともっと、家族で力を合わせようと思った。
土煙の魔法・・・沢山の幸せを噛み締めた、グラウンドの一日。
10.01.2009
ひかりあそび
それぞれ姿を変えて みんな 心地いい
私達は「霊長類」であると 教わったように
直線的で美しくもあり
正確に辿る頭脳のようでもあり
たわむれて遊ぶ無邪気さも
本当は いのちや意思があるのかな
私は レンズに通訳を頼んで ひかりと遊ぶのが好き
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一輪のブッシュバジルの背景で、他の花達がまぁるく、演舞 |
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うわぁ~ 光玉がぽにょ~っとスパコリアを包んでいる |
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水中で見る 空気の玉と似ているの
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