6.17.2010

初夏のGarden

初夏のGarden。
春の花達は種をこぼし、夏の花達が咲き出しました。








































初夏のGardenは、海に突き出す小さな半島の高台にあります。
海辺は紫外線がきついです。空からも、海からも、お日様の光。
海だから潮風もきついです。高台はもっと吹きます。
雨はなかなか降りません。
雨雲は背後の山にぶつかって、左右に切り裂かれて流れて行きます。
だから、雨雲のぶつかる反対側のGardenには、雨が降らないのです。
この環境の中で、自ら芽吹き、花を咲かせ、種を実らせる。
「今年も芽を出したよ〜。」
「見て、花を咲かせたよ。」
「ほら、沢山の種を作ったよ。」
「来年、又会おうね。」
…いつも嬉しそうな声が聞こえてきます。
こうして四季を超え、歳月を過ごし、ゆっくりと教わったことがあります。
植物は人間の趣味趣向ではない、一緒に生きている生命なのだ、と。